ヒゲ脱毛を検討する上で、【痛み】は非常に気になる点ですよね。
私自身も痛いのはイヤなので、調査した内容を説明します。
ヒゲ脱毛の痛み
10~20年前の機器と比べ、脱毛施術時の痛みは緩和しました。
しかしながら、ヒゲ脱毛を経験した人を対象にしたアンケートによると、約69%の人が「痛い」と感じているようです。
「痛み」を感じた体験者の感想を調べてみると
- 輪ゴムで弾かれたような痛み
- パチッと静電気が走ったような痛み
- 針でチクチク刺されるような痛み
という感想がほとんどです。
そもそも顔の脱毛は皮膚が薄いため痛みを感じやすいです。
さらにヒゲはメラニン色素を多く含んでいるため、そのメラニン色素に作用するレーザー脱毛や光脱毛は痛みを感じやすいです。
そして、特に強く痛みを感じる箇所が
- 鼻下
- 口下
となります。
口周りは神経が多く、温度や質感などに対して敏感です。
必然的に痛みも感じやすくなると言えます。
アンケート結果では、約30%の人が痛みを感じなかったという回答ですが、脱毛の種類・脱毛機などの条件で、痛みは大きく変わります。
そこで、ヒゲ脱毛の種類を説明します。
ヒゲ脱毛は3種類です。
脱毛の3種類 痛みの違い
レーザー脱毛(医療脱毛)は、その名の通り医療機関が行う脱毛で医師が在中しています。
永久脱毛が可能ですが、痛みはそこそこです。
光脱毛は、脱毛サロンが行う施術で、あくまで抑毛作用なので数か月~数年でまた毛が生えてきますが、痛みはほとんど無いです。
美容電気脱毛は、脱毛サロンが行う場合と医療機関が行う場合があります。毛穴一つ一つに電気を流すので部分的な永久脱毛が可能ですが、痛みは強いです。
チェックポイント
【痛み】に関しては
光脱毛 ⇒ レーザー脱毛 ⇒ 美容電気脱毛 の順に痛みが強くなる
それぞれの料金や期間についてまとめたページもあるので参考にしてみてください。
今回は「痛み」について、さらに深堀りしていきます。
脱毛機 痛みの違い
前項で、光脱毛 ⇒ レーザー脱毛 ⇒ 美容電気脱毛 の順に痛みが強くなるというのは分かったと思います。
そしてさらに、使用する脱毛機によっても痛みが異なります。
大きく二つの種類があります。
脱毛機の種類・機械
脱毛機の種類は大きく、蓄熱式・熱破壊式があります。
脱毛機 | 痛み | 特徴 |
蓄熱式 (SHR) | ちょっと痛い | 白い毛、うぶ毛、日焼け肌 OK 濃いヒゲには効果が弱い |
熱破壊式 | 結構痛い | 濃いヒゲにも効果がしっかり 白い毛、日焼け肌は NG |
特徴に記載しているように、肌の状態や、毛の濃さなど それぞれに合った脱毛機を選択することが重要です。
ざっくりどんな機械があるか見ていきましょう。
脱毛機 | メディオスター系 | ライトシェア デュエット | クリスタルプロ | ジェントルYAG (YAGレーザー) |
治療方式 | 蓄熱式 | 熱破壊式 | 蓄熱・熱破壊 | 熱破壊式 |
施術方法 | 当てて滑らす | ピンポイント照射 | 両方 | ピンポイント照射 |
タイプ | ダイオード(SHR) | ダイオード(HR) | ダイオード(SHR) | YAG(HR) |
痛み | 小~中 | 中 | 小~中 | 大 |
特徴 | 色黒肌もOK 広範囲を短時間で | 産毛から剛毛まで | 色黒肌もOK 広範囲を短時間で | 濃い毛にも高い効果 |
種類も様々ですが、クリニックや施術者は紛れもないプロなので、最適な脱毛機を選択することに長けています。
チェックポイント
痛みだけで自分で判断するのではなく、カウンセリングで自分の目的の脱毛に合った脱毛機を相談しましょう。
次に各店舗がどんな脱毛の種類でどんな脱毛機を使っているかまとめてます。
ヒゲ脱毛の種類・脱毛機 一覧
【レーザー脱毛(医療脱毛)】
クリニック (医療脱毛) | ||||
【脱毛器】蓄熱式 痛み:★★ | 「メディオスターNextPro」 「ラシャ」 | 「メディオスターNextPro」 | 「クリスタルプロ」 | 「メディオスター」 「オリジナルIPL」 |
【脱毛器】熱破壊式 痛み:★★★ | 「ライトシェアデュエット」 「ジェントルYAG」 | 「ジェントルYAG」 | 「クリスタルプロ」 | 「ジェントルレーズ」 |
麻酔 | 麻酔クリーム 笑気麻酔 | 麻酔クリーム 笑気麻酔 | 麻酔クリーム | 麻酔クリーム 笑気麻酔 |
各クリニック、それぞの機種をそろえていますが、こちらで選べないクリニックもありますが、痛みだけで自分で選ぶより、やはりプロの目線で肌質・毛質にあった施術をお願いする方がいいと思います。
医療脱毛の麻酔 効果
クリニック(医療脱毛)のみ麻酔が使用できます。
そして麻酔は医療行為なので、効果はしっかりとあります。
サロン脱毛(光脱毛)は麻酔の処方ができません。その分施術の痛みは弱いです。
痛いこともある医療脱毛ですが、麻酔を使うことで痛みを軽減できます。
麻酔には2種類あります。
後述しますが、各社で 2種とも料金が変わらないので好みに合わせて利用してください。
- 麻酔クリーム
- 笑気麻酔
麻酔クリームの効果
効くまで時間がかかりますが、部分的な麻酔です。
基本的にどのクリニックでも上記のエムラクリームが使用されています。
施術前に皮膚に塗り、ラップ等で覆い、1時間前後 浸透させます。
麻酔クリームを肌に塗ると皮膚の感覚が鈍くなり、感覚が薄れ、痛みを感じにくくなります。
具体的には、塗った皮膚が透けて見えない程度の厚みで塗るようで、1gで10㎠が目安なので、写真の5gで充分 1回のヒゲ脱毛全範囲を塗ることができます。
従来は施術の30分~1時間前にクリニックに行って、塗って施術時間まで待機、でしたが
今は、自宅で30分~1時間前に塗ってからクリニックに行くというスタイルの所もあるようです。
笑気麻酔 効果
全身麻酔ですが、即効性があります。
写真の通り、鼻からガスを吸って全身の感覚を鈍くします。
ガスは亜酸化窒素(一酸化二窒素)と医療用酸素を用いたものです。
麻酔クリームとは異なり、ガスの吸入を始めると数分で効果が出るので、施術中に「やっぱり痛いので麻酔を、、」となった場合、この笑気麻酔ですぐに施術を再開できるようにします。
特にお酒に弱い人に効果が高いようで、お酒に酔ったような、眠気も感じる感覚で「痛みをわずかに感じるかどうか」程度にまで感覚を抑えられます。
事前に使用予定の場合は嘔吐や誤嚥のリスクがあるため、6時間前からの食事や2時間前からの水分補給は制限となる事があります。
チェックポイント
ガス吸入はちょっと怖い、全身麻酔だと施術後帰りが怖いという人は 【麻酔クリーム】
事前に塗る時間がない、面倒くさいという人は 【笑気麻酔】
医療脱毛の麻酔 料金
有名4社の比較ですが、エミナルが無料で、湘南が安いです。
ですが、脱毛に関しては、料金だけじゃなく
- 通う距離
- 営業時間
- 予約の取りやすさ
など総合的に判断した方が良いです。
以下の記事で総合的に徹底比較をしていますので、参考にしてみてください。
ヒゲ脱毛の痛み まとめ
- 鼻下、口周りが特に痛く、輪ゴムで弾かれる痛み
- 光脱毛 ⇒ レーザー脱毛 ⇒ 美容電気脱毛 の順に痛みが強くなる
- 脱毛機により痛みは多少異なるが、毛質などに合った脱毛機で施術してもらう
- 麻酔は医療行為、2種ともしっかりと効果はある時、短なら笑気麻酔
- 麻酔の2種類とも料金は一緒
補足
- 痛いときはレーザーの出力を調節できますが、あまり弱くすると結局、回数(期間)が増えます
- やっぱりヒゲとVIOは痛いので、麻酔という武器を使いましょう
- 痛いという事はメラニン照射が出来ている事なので、脱毛できているという事です
- 脱毛が進むと、照射部分も減り、痛みも少なくなります
痛いのはイヤですよね。
そんな時は、メリットを考えましょう。
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